年末っぽい事でも書いてみようかと思う

平成二十六年は都知事選と共に始まって、衆院選で終わりました。去年の今頃は田母神俊雄氏が推薦なしで都知事選に立候補すると内々から伝え聞き不安と期待(割合としては前者の方が圧倒的多数)の入り混じった複雑な心境で年を越しましたが、その一年が過ぎ去ってみると良くもまあこんなに散らかったものだと感じます。いいえ、散らかったわけではないのかも知れません。もともと一つにまとまっていたわけでは無いのですから。

個人的な出来事としては、浅草の郷土料理屋「笑ひめ」で仕事を初めました。そして6年間暮らした小さな部屋からスカイツリーが見える眺めの良い処へ引っ越しをしました。以前の部屋より日当たりも良く、なんとなく運気がアップしそうです。浅草へは毎日ひーめひめ、ひめ…と鼻歌を口ずさみながら自転車で行きます。また、昨年の十一月に契約をした作家事務所SUPA LOVEにて無事初年を経て、B.A.Pシングル一曲とシングルカップリング一曲、marinaさん『花咲くまにまに(PSP, PS3/PS Vita)』ED曲で二曲、T-Araアルバム一曲、JUJUさんアルバム一曲と、スローペースではありますがひとつひとつ思い出に残るお仕事をさせて頂きました。惜しかったコンペや流れてしまった仕事もありましたが、そんな諸々もきっとこれからに繋げて行こうと思います。

今年悔やまれる事と言ったら、満足に本が読めなかった事です。仕事のせいにするのもなんですが、飲食店で働いているとどうもじーっとしている時間が減るようでパソコンの前にも締切でも無ければ座らないし一日中ゆっくり読書するなんてこともなく、あれよあれよと日々が過ぎて行ってしまった。単行本ならまだしも、千頁クラスの本になると意識して時間を作ったとしても半年掛かりとかになってしまう。下手したら定期購読している月刊誌もほとんど読めないなんて月もありました。これは是非どうにかしたい。以前から割と速読する方ですがこれをもっと速くしていかないと追いつきそうにありません。頑張ろう。

ところで年の暮れになってきて一層の事、来年は戦後七十年ですという言葉に出会う機会が多い。ところが、今月の正論で中西輝政先生も書かれていましたが、世界中どこを探しても七十年と言う長いスパンの戦後を記念したり意識的に捉える民族と言うのは中々居ない。七十年もあればその間に再び別の大戦を経験するか社会環境が大きく変わるなどして、その長さの年月を一貫して鑑みる意味を持たないのが一般的であるのに対し、日本は恐ろしい事にそれが脈々と続いてしまっている。先の衆院選では共産党が大きく票を伸ばしましたが、もしも戦後七十年の歴史を良く知っている人が日本国民大多数であったとしたらこのような事は起こりえないはずです。テレビや新聞では仏頂面で私達国民ひとりひとりが考えなければなりませんねえなどと言うが、誰一人真剣に実直に向き合ってこなかった証拠と言えるでしょう。ちなみに一般的に戦後七十年を振り返りましょうと言う時、一体何を振り返るでしょうか。戦火の焼野原から復興、バブル、そしてデフレ、とざっくり振り返るのでしょうけれど、そんな事を振り返って一体何になるのでしょう。強いて振り返るべきと言えば、戦前戦中のほうなのでは無いかと思います。若しくは、占領期間の検閲や憲法の草案から発布までの詳細を振り返るのもまた一興かも知れません。振り返ろう振り返ろうと言いながら、いつだって何も大切なことを教えてくれないならばいっそ振り返るのなんて辞めたらいいと思います。

占領期間中を振り返るのを「また一興」と言いましたが、あえてそう言いました。最近ちょっとどうしたものかなと感じているからです。日本の社会問題のあれこれを全ていつまでもGHQのせいにしていて良いのだろうかと。日教組でもいいでしょう、結局同じ穴の狢ですから。朝日新聞もそうでしょうか。なんにせよ、確かに事実としてGHQ政策は大成功を収め、人々は精神的にもうずっと刀を鞘にしまったままですっかり錆びたかも知れません。しかし、だからなんだと言うのでしょう。さっさと抜いて研ぎなおせばいいではありませんか。GHQのジの字も知らない人にはぜひ知って頂きたいですが、私にはもうたくさんです。そんな悲しい昔ばなしをいつまでもしていたって、日本を取り戻す戦いに勝てると思えません。日本人は否定から入るからダメなんだー!という迷言がありますが、ほんとうに優位性思考が苦手な民族です。じゃあどうしたらいいんだよ、お前がなんかやれよと言う人には、図々しくさらっと私に求めてるんじゃあないよと言いたい。だからもっと本を読みたいと言ったんです。愚痴や文句は端に寄せて黙って私は物凄く考えてこっそりと顔色一つ変えずに何か大切なことをやりますよ。こんな事やりました!こんなトコ行きました!なんていちいち言いません。SNSなんて適当に嘘も方便で付き合うものであって、拡散!拡散!笑止千万!許すまじ!なんつって口角泡を飛ばす場所ではないんですからねえ。とほほ。

まあとりあえず、そろそろ今日も浅草へ行く時間です。では!すめらぎいやさか。